2025/09/26 (FRI)

ボート部が「第52回全日本大学ローイング選手権大会」3種目で銀メダル獲得

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

9月3日(水)~9月7日(日)、埼玉県戸田市の戸田ボートコースで「第52回全日本大学ローイング選手権大会」(主催:公益社団法人日本ローイング協会)が開催され、体育会ボート部が女子舵手付きフォア?女子エイト?男子フォアの3種目で銀メダルを獲得しました。

女子舵手付きフォア 準優勝

舵手1名と漕ぎ手4名、計5名で構成される女子舵手付きフォア。舵手がレース中の舵取りや駆け引きを担い、漕ぎ手が力強くオールを漕ぎ進めます。

決勝ではスタートからゴールまで攻め続けるレースを展開。スタート直後からハイペースで漕ぎ続け、中盤以降もペースを落とすことなく攻め続けました。ラストスパートまで諦めずに粘り強い漕ぎで競り勝ち、銀メダルを獲得しました。

(写真提供/JARA広報)

【メンバー(シート順)】
  • 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科2年次
    清水日南子さん
  • 観光学部観光学科2年次
    寺田怜那さん
  • 観光学部観光学科2年次
    萱沼桜子さん
  • 観光学部観光学科4年次
    向井琴和さん
  • コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年次
    小林愛さん

左から清水さん、寺田さん、萱沼さん、向井さん、小林さん(写真提供/JARA広報)

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観光学部観光学科4年次
向井琴和さん


今大会は準優勝という結果に終わりました。この女子舵手付きフォアは、5月の全日本ローイング選手権大会からずっと同じ編成での出漕となったため、これまで抱いてきた悔しさを胸に、常に「優勝」を目指して練習に取り組んできました。練習からレースを意識したことで、本番では過度な緊張もなく、自分らしく伸び伸びと漕ぐことができたと思います。

優勝だけを目指していたので、準優勝という結果は悔しさと嬉しさが入り混じる複雑な気持ちではありますが、ここまで走り抜けられたのは、一緒に戦ってくれたメンバー、そして温かく応援してくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。

私自身には「次こそは」という言葉を使える機会はもうありませんが、一緒に漕いだ仲間には、まだチャンスがあります。次こそは金メダルを勝ち取り、立教大学の歴史を塗り替えていってほしいと願っています。

女子エイト 準優勝

漕ぎ手8名(左右に4名ずつ)と舵手1名、計9名で構成されるエイト。8本のオールを両手で操り、ゴールまでの速さを競います。他の種目は漕ぎ手が「舵取り」と「レースの駆け引き」を行いますが、エイトはそれらを舵手が行います。

決勝は、1000m地点まで他艇とほぼ横一線の展開となりました。早めのスパートでリードを奪い、最後まで粘りの漕ぎで戦い抜き、見事銀メダルを獲得しました。

(写真提供/JARA広報)

【メンバー(シート順)】
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年次
    湯浅朱凛さん
  • 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科2年次
    清水日南子さん
  • 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科3年次
    井上幸乃さん
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年次
    中島真央さん
  • コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年次
    小林愛さん
  • 経済学部経済政策学科3年次
    飯塚百合子さん
  • 観光学部観光学科2年次
    寺田怜那さん
  • 観光学部観光学科4年次
    向井琴和さん
  • 観光学部観光学科2年次
    萱沼桜子さん

後列左から湯浅さん、清水さん、井上さん、中島さん/前列左から小林さん、飯塚さん、寺田さん、向井さん、萱沼さん(写真提供/JARA広報)

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観光学部観光学科4年次
向井琴和さん


結果は準優勝となり、嬉しさと悔しさがともに残るレースとなりました。「ライバルの仙台大学に先頭を取らせない」という強い気持ちで挑み、予選と同じように前半から攻め続けて良い漕ぎを再現することができました。しかし、最後は力及ばず、実力の差を痛感する悔しい結果となりました。

この女子エイトは、他種目との同時エントリー(ダブルエントリー)が認められている唯一の種目です。決勝レースで戦ったライバルの大学も同様ですが、それだけ選手層の厚いチームだけが出場できる種目であり、そのなかで最後まで戦い、準優勝という結果を達成したメンバーの皆には、心から感謝しています。後輩たちには来年こそ金メダルを獲得し、優勝を勝ち取ってほしいと願っています。

男子フォア 準優勝

漕ぎ手4名(左右に2名ずつ)で構成される男子フォア。それぞれが両手で1本のオールを操り、速さを競います。

決勝では、スタートから飛び出して500m地点まで2艇でトップを争いました。1500mからは早めにスパートをかけて猛追しましたが、惜しくもラストスパートで突き放され、銀メダル獲得となりました。

(写真提供/JARA広報)

【メンバー(シート順)】
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次
    松本礼さん
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次
    岡山慎之介さん
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科2年次
    藤吉昂樹さん
  • 法学部国際ビジネス法学科2年次
    北村海渡さん

左から松本さん、岡山さん、藤吉さん、北村さん

コメント
スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次
松本礼さん


男子フォアという種目は、立教大学が一昨年、昨年と2年連続で優勝している種目であり、今大会は3連覇がかかった大事な年でした。そのため4年生は乗っていないものの優勝経験のある3人を乗せ、優勝だけを目標に臨みましたが、準優勝という形になってしまい非常に悔しいというのが正直な感想です。

「たられば」を何度も考えてしまいますが、レースの展開からいうと結果は覆すことのできない完敗を喫しました。実力もそうですし、気持ちの面でもまだまだ課題があると痛感させられるレースになりました。

それでも準優勝、銀メダルを獲得できたことには一定の自信を持ちつつ、立教大学はまだまだこれで終わりではないということを来年のインカレでは形で示したいと思います。そのために今回男子フォアで出漕したメンバーを中心として引き続き真摯に練習に取り組んでいきます。

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